あかせブログ

akase4416の日記 不定期

2010年バイオレンス食痛

 

最近松坂桃李くんの良さに気付き過去作を観たいのだが、あまりバイオレンス系が得意ではない。という友人が「孤狼の血」を観てくれるという。その勇気に敬意を表し、彼女の手を握り(初見のリアクションをこの目に焼き付けるため)友達宅にお邪魔した。

実は私も結構久しぶりの鑑賞だった。2作目であるLEVEL.2はすでに何度か観ているのだが……1本目はあまり繰り返し観ていない。(映画としてシンプルにLEVEL.2が好きというのが大きい) 友人にはぜひLEVEL.2を観て貰いたいので、また隣で手を握る予定を立てられればと思う。続編ではガミさんの遺志を継いで綱渡りをしながらボコボコにされる日岡が堪能できますよ。ぴーす

 

孤狼の血はバイオレンス任侠映画なので、組同士の抗争が描かれ、死体も出る。1作目は結構しっかり「顔」が大写しになる。(土に埋められ腐敗した首、水死体、刺殺体、等々…) 人の顔はバイオレンスさを強調するにはもってこいの小道具になるが、実は私も死体の大写しはそんなに好きではない。というか、衝撃的なショットを大写しにする演出を浴びすぎて食痛なんですよね……

 

映画を観れば観るほど勉強になっていた学生時代は、あの頃の社会情勢も反映されていたのだろうかくら〜〜〜い社会派邦画、ショッキング描写の大写し・湿度の高いエロ描写多かった時期でした。

私が印象に残ってるショッキング描写が直接的な作品は孤狼の血(2018)、そこのみにて光り輝く(2013)、ミッドナイトスワン(2020)あたりでしょうか……。遡れば冷たい熱帯魚(2010)とかもキッツイ。個人的には2010年代は邦画当たりの時期だと思ってはいて、だから余計に刺激の強いバイオレンス描写をたくさん浴びてしまったのかもしれない。 

※余談だが、最近「廃用身(2026)」を観て、久しぶりに2010年代に浴びまくっていた苦しみを味わったところ、身体が耐えられなくなっていた。こういう辛さをまだ耐えられる年代ってあるし、耐えられなくなる年代ってある。

 

でも制作者側が観せたい!と思う気持ちもわかる。「撮りたい!撮った!いい感じ!みてみて!」というやつ。そういうバイオレンスシーンは多分制作者が「観たい」ものだからか、やけに楽しそうな雰囲気が画面から伝わってくる事がある。例えば「地獄でなぜ悪い(2013)」で血糊の海の中を滑っていく二階堂ふみ。面白すぎる。日本刀が頭に刺さった星野源も絵面が愉快でいい。腕が飛んでもなんだか可笑しい。これだよこれ…エンタメバイオレンス作品はその心意気で楽しく・映画でしか観られないド派手で非現実的なバイオレンス映画を作ってほしい。

ちなみに孤狼の血の監督・白石和彌監督はバイオレンスシーンを大笑いしながら撮る監督である。逆にそこまで明るいと「楽しんで撮ってるんだな!これは面白そうだ!(funnyでは決してない)」と期待感が膨らむ。そういえば孤狼の血もどこか明るい映画である。

監督の色って欠かせないものですね。

 

全く道筋を立てず書き進めたので、思いついた話を喋る支離滅裂な日記になった。

ゴールを決めて喋るべき